クリーニングの豆知識|京都のじゅうたんクリーニング・布団丸洗い専門店

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クリーニングの豆知識

カビについて

カビとは?

カビの胞子が人体に入り込むとアレルギー性鼻炎やアトピー性皮膚炎、喘息を発症する危険性があります。布団にカビが付着している場合、長時間にわたりカビの胞子を吸い込むことになりますので、幼いお子さまやお年寄りなど、抵抗力の弱い人がいる家庭は特に注意が必要です。

カビが生えた布団のクリーニングについて

カビが発生してしまった布団はもう使えないと思っていませんか?クリーニングで滅菌し菌の無い状態にすることが可能です。諦めて処分してしまう前にご相談ください。時間の経過とともにカビは取れにくくなってしまい跡が残ることがありますので、早めに対処されることをおすすめします。

きれいに取れなかった場合もご安心ください

クリーニング後に戻ってきた布団にカビの跡がついていると、まだ菌が残っているのではないかと心配される方がいらっしゃいます。外見上は完璧に汚れを落とせなかったとしても、菌は死滅し完全に取り除かれていますのでご安心ください。カビを放置すると汚れが落ちにくくなりますので、布団の見ためが気になる方はお早めにご相談ください。

クリーニング周期について

理想のクリーニング周期

「どのくらいの頻度でクリーニングに出せば良いですか?」というお問い合わせをいただきます。
夏や冬の入れ替えの時期にご依頼いただく方が多いですが、素材や状態、用途によって理想のクリーニング周期は変わります。お客様に合わせた個別でのご相談を承っておりますので、お気軽にご連絡ください。

乾燥のみでもお気軽にご相談ください

京阪キングドライでは、布団や毛布などの寝具類につきましては乾燥のみのご依頼もお受けしております。
乾燥のみのお見積りをご希望のお客様は、お気軽にお申し付けください。

大きな汚れについて

おねしょ汚れや嘔吐物による汚れなどで布団にシミや臭いがついてしまった場合でも、綺麗な状態に戻せる可能性があります。ぜひご相談ください。

スピーディな対応が大切です

臭いやシミは時間が経つと繊維の奥まで染み込むため、クリーニングをしても完全に取りきれない場合があります。早めの対応で綺麗な状態に戻しましょう。
京阪キングドライの集配サービスもぜひご利用ください。

濡れたまま袋に入れないようにしましょう

濡れたまま袋に入れておかれる方がいらっしゃいますが、菌が繁殖したり、カビが生えたり、痛みやすくなります。
すぐに出せない場合は、汚れをふき取ってよく干してください。やむを得ず袋に入れる場合は、できるかぎり短い時間で済むようにしましょう。

袋に入れてしまった例はこちら

ダニについて

ダニとは?

ダニは「節足動物門鋏角亜門クモ綱ダニ目」に属する『動物』の総称で、その種類は多く世界中で5万種とも言われています。
家庭に生息するのは大体20種程と言われ、「ヤケヒョウヒダニ」や「コナヒョウヒダニ」などはどの家庭にも100%いるというのが定説です。

ダニの影響

ダニといいますと「目に見えず無数に存在する気味の悪いヤツ」という心理も手伝って、「害虫だ!」と皆さん共通の認識をお持ちだと思います。
実際のところ、直接ヒトの血液や体液を吸う「ミナミツメダニ」や「ツツガムシ」は厄介といえば確かにそうですが、ダニの死骸やフン・脱皮殻などの微粉末を吸い込み、それが元で『アトピー性皮膚炎・アレルギー性喘息・鼻炎・粘膜炎・その他』を引き起こす事の方が、深刻なところです。

ダニの繁殖条件

ダニの繁殖・活動に最も適する条件は『温度にして20~30℃、湿度は60~80%』と言われています。
これはヒトが「快適な暮らし」を実現させると、ダニにとっても生活環境が良くなってしまうという皮肉な条件です。
ダニの多い場所は、じゅうたんや畳、布製ソファー、布団などの寝具類、衣類、ぬいぐるみなどです。

場所 ダニの数 糞アレルゲン量
畳表面 約100匹 100ng
じゅうたん表面 約250匹 500ng
布団表面 約100匹 400ng
板床表面 約10匹 10ng以下

畳とじゅうたんはチリダニ数の多い場所で、糞アレルゲン量との相関関係が高くなるのは納得できますが、布団は畳表面と同じダニ数なのに、じゅうたん並の糞アレルゲン量です。これは、粉々になった糞アレルゲンが生地を通過しやすいからです。

3つの好条件

高温多湿の環境があること

温度20~30℃、湿度60~80%の生活環境がダニとって望ましい環境です。しかし、生息や繁殖ができる環境はもっと広く、温度10~35℃、湿度50~90%です。

エサがあること

住まいのダニは室内の塵(ハウスダスト)を食べています。塵はフケ・アカ・花粉などいろいろな成分からできています。ダニは種類によって好みが異なりますが、フケ・アカ・カビを好んで食べるチリダニが室内に最も多くいます。

潜れる場所があること

室内のダニは背光性のダニがほとんどで、光に背を向けて逃げます。日光や電灯の光のあたらない場所で、掃除機等で除去されにくい場所がダニの繁殖場所です。ダニの多い場所はじゅうたん・布製ソファー・布団などの寝具です。

対処法は?

布団に多く潜むチリダニは人を刺すダニ類と異なり、殺しただけでは解決になりません。生きたダニだけではなく死骸や糞もアレルゲンになるからです。
ダニを防ぐという観点からは、天日干しや乾燥機による乾燥だけでも目的を達することはできますが、布団の場合に問題となるのはダニアレルゲンなので、乾燥だけでは逆効果になりかねないこともあります。ダニの糞などのアレルゲンが乾燥して、より細かくなるからです。
死骸や糞を掃除機で吸い取るのも一つの方法ですが、どれだけ丁寧に時間をかけても50%が限界です。やはり丸洗いするのが最善と言えます。

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